北海道で多発する外国人差別

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北海道で多発する外国人差別

北海道はとりわけ外国人に人気の高い日本でも有数の観光地となっている。ニセコや阿寒湖を筆頭に、毎年、5000万人以上の外国人が北海道を訪れている。

観光客が増えれば、当然、「北海道に住みたい!」というニーズが出てくるのが当然の成り行きなのだが、

北海道では、あまり表には出てこないが、「外国人だから」という理由で賃貸住宅やテナントなどの賃貸契約を拒否する大家がとても多いのだ。

実際あった外国人差別

札幌市○区の某商業ビルで、テナントの賃貸を申し出た外国人が以下の理由で賃貸を拒否された。

「外国人だから貸せない」

「日本人以外には貸さない」

「保証会社が外国人は駄目だといっているから貸さない」
※家賃保証会社は外国人という理由で拒否することはありません。

「言葉が通じないから貸さない」

「○○人には貸さない」

「テナントが外国人だらけになったらどうするのだ?」

「外国人に汚されたら困る」

「犯罪が起きたらどうする?」

呆れるばかりの言葉が並んでいるのだが、これは紛れもない札幌市西区の某大家が発した口汚い言葉の数々だ。
これは、まぎれもない「人種差別であろう。

同じ日本人として、大変残念な日本人だと思うし、こんなにも卑屈で閉鎖的な北海道民が未だに居るのだと今更気づかされる思いだ。

国籍差別での賃貸入居拒否については判例

裁判事例国籍を理由にした賃貸借契約の拒絶

判決の要旨については、こちら(外部リンク)をご覧頂きたいのだが、京都地裁が平成19年10月2日に示したこの判決は、

「入居予定者が外国籍であることを理由に契約を拒絶する差別的な行為は許されないことを改めて示したもの」

である。

また、こんな判決もある。
京都地裁判決 平成19年10月2日
こちらも判決の要旨については、こちら(外部リンク)をご覧頂きたいのだが、「入居予定者が外国籍であることを理由に契約を拒絶する差別的な行為は許されないことを改めて示した」ものだ。

つまりは、外国人を理由に契約を拒絶する差別的な行為は許されないとしている。

北海道では、多くの偏見と差別意識に支配された北海道民(特に老人が多い)が居るのだ。

今日も、罪もない外国人が理由無き人種差別が

今日も、罪もない外国人が理由無き人種差別で入居を断られ、泣き寝入りしていると思うと残念でならない。

外国人のための人権相談所

ちなみに、法務省では、「外国人のための人権相談所」というものを開設し、無料で相談を受け付けている。

ちなみに、北海道の場合は、

札幌法務局内人権相談室(札幌第一合同庁舎)
 札幌市北区北8条西二丁目1番1
札幌法務局 人権擁護部
 011(709)2311
毎月第2水 13:00~16:00 英語
 毎月第4水 13:00~16:00 中国語

となっている。いづれも予約制だ。

少しでもこのような人種差別が無くなることを心の底から願うばかりである。