日本人が絶滅させてしまった最初のほ乳類『エゾオオカミ』

日本人が絶滅させてしまった最初のほ乳類『エゾオオカミ』

日本人が絶滅させてしまった最初のほ乳類は、『エゾオオカミ』だということを知っていましたか?

Pixel-mixer / Pixabay

明治期から家畜を襲う有害な害獣として、駆除の対象となり、エゾオオカミが日本ではじめて絶滅したと言われています。その理由は当時獲物であったエゾシカの生息数が減少し、エゾオオカミが家畜として飼われていた馬を襲い始めました。そこで、1877年に開拓史によって懸賞金がかけられ、徹底的な駆除がはじまったのです。

エゾシカの減少が原因で、人の手によって絶滅してしまったエゾオオカミですが、天敵のいなくなったエゾシカにとって北海道は天国のような状態になり、今では、爆発的なエゾシカの増殖により農業被害が拡大しています。

農業被害が拡大した結果、今では、『エゾシカ駆除補助金』なるものが登場し、エゾシカの駆除が国や自治体によって推奨されています。

もしかしたら、エゾシカは、この先、人の手によって過剰に駆除されてしまい絶滅してしまう運命を持っているかもしれません。。

オオカミを放てという運動

エゾシカの大増殖を理由に、北海道にエゾオオカミに遺伝的に近いハイイロオオカミを放とうという活動があるようです。しかし、一方でオオカミが家畜や人間などを襲う危険性も指摘されているなど、現代の社会的にとっては極めて難しい問題になっているという側面もあります。

ちなみに、オオカミの再導入をすすめようと活動しているのが『日本オオカミ協会』という団体だ。一般社団法人という法人格もとっていることから、その本気度が伺える!

日本オオカミ協会の会長は、東京農工大学名誉教授の丸山直樹氏、副会長は、宇都宮大学農学部教授の小金澤正昭氏なんだそうだ。

筆者的には、とても興味のある取り組みですし、本来であれば、北海道に生きているはずだったオオカミですので元に戻っただけの話だと思うのですが、オオカミの居ない平和病に冒されてしまった道民達の為に、できれば、2mくらいの高さの柵をつくってもらいたいと思う今日この頃です^^;

でも、『北海道には、オオカミよりももっと巨大なヒグマが、札幌の都市部からわずかな距離に生息しているじゃないか!』と指摘されてしまったら返す言葉もないかもしれませんね^^;

オオカミが日本を救う!という本が出版されていた!

東京農工大学名誉教授の丸山直樹氏が、書きあげた『オオカミ再導入に対する全ての疑問・誤解に答える本』なのだそうだ。北海道に住んでいる人も、これから移住したいと思っている人にとっても、一読する価値があるかもしれません。

『オオカミが日本を救う!』

幻の日本オオカミを追い続ける男