北海道ノスタルジーオヤツ「ビタミンカステーラ編」

食べ歩きヘッダ

全国各地にセンチメンタルでノスタルジーな昭和なオヤツが存在しています。今となっては老若男女に幅広く愛されているわけでもなく、それでも決して淘汰されるわけでもなく…。ひっそりと今も根付いているお菓子達…。北海道にもそんなオヤツがいくつかあります。

ビタミンカステーラ (だいたい80円前後での販売)

ビタミンカステラ

北海道のコンビニ、スーパーのお菓子売り場、ドラッグストアには必ずといっていいほどある「ビタミンカステーラ」。特に目立っているわけでもないのですが、それでもなかなか良いポジションに陳列してある「ビタミンカステーラ」。バラ売り、5本入も販売されています。

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カステラ2

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カステラ3

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厚みは無く、いわゆるカステラとはちょっと違う、スティック状?です。一般的なカステラは配合の半分以上が卵ですが、こちらはどちらかというと小麦粉寄りで、しっとり感やずっしり感はありません。水分が極めて少ないので正直すっごく喉が渇くので不思議と牛乳が飲みたくなります。水飴と蜂蜜の入った少しネッチリとした噛みごたえが独得な素朴なお菓子です。

かつて農家の繁忙期に良く売れたお菓子

この「ビタミンカステーラ」大正6年に旭川で創業した高橋製菓のお菓子です。初代は長崎でカステラ作りの修行をし、本州で和菓子の修行の後、旭川にたどり着いたとのことです。第一次世界大戦後の食料不足の頃「安くて、栄養価が高いこと」を目標に大正10年頃に誕生したこのお菓子、安価で日持ちをさせるために卵も砂糖も減らし水分を少なくさせているようです。さらに栄養価を高めるために、学校給食用に使われていたビタミンB1とB2を入れたんだことか。昭和30年頃には農家の繁忙期にお手伝いに来る人たちのおやつとして随分沢山売れたそうですよ。

北海道のロングセラーソウルスイーツ

ピーク時には1日6万本の製造がされていた「ビタミンカステーラ」、農機具の機械化が進み製造数は減ったものの、未だ根強い人気があり、それでも2万本の製造をしているそうですよ。懐かしの味!」「思い出の味」として飽食の時代になった今でも道民に愛されている存在ですから、高橋製菓さん、あえて昔の味と同じまま変わらず守り続けているんだそうですよ。「ぽそぽそカステラ…」実はその昔「栄養価が高くて日持ちするものを届けたい」そんな想いから誕生した道外出身者の私なにはとうてい味わいきることのできない北海道出身者のソウルスイーツなのでした。

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