ロシア水域でのサケ・マス漁が禁止に。

海

ロシア下院は、ロシア水域で行っている日本のサケ・マス漁を2016年1月から禁止する法案を可決した。

昭和53年に日ソ漁業暫定協定より妥結した200海里時代は、今回の禁止処置であえなく無効となり、日本の北洋漁業の衰退が現実のものとなってしまいました。

2014年にロシアがクリミア半島へ侵攻し、力による編入を行いました。
それに強く反発した欧米は経済制裁を実施。日本もアメリカの強い要請に従う形でロシアへの経済制裁に同調し、ロシアが編入したクリミア半島からのワイン輸入禁止などの経済制裁を行っていますが、非常に限定的で、アメリカに対し「やってますよ!」とアピール的な意味合い程度のものではあるものの、ロシアの下院議員にはその程度が通じずロシアの報復処置の一環として、今回の禁止処置決定となったのかもしれません。

日本の食卓から、北洋産紅鮭(の切身)が消えるかもしれない?!?
政治的な話は、さておいて、私たち日本人にとって、サケ・マスが食卓から消えるのは大きな問題だ。
今回禁止されることになったロシア水域でサケ・マスの流し漁を行っている漁船は、国内で27隻(水産庁発表資料より)。うち、中型9隻、小型18隻となっている。
対象魚は、ベニザケ、シロサケ、カラフトマス、ギンザケ、マスノスケとなっており、1隻あたりの割当量は、中型が292トン、小型154~167トンなっている。
こららの漁船が日本の朝の食卓では定番となっていたベニザケ、ギンザケを供給していただけに、今回の禁止処置で大衆魚として日本の食卓を支えてきた鮭が、とたんに高級魚となり日本の朝の食卓のメニューが大きく変わるかもしれない…。
シシャモ(樺太シシャモ)は中国に取られ、ベニザケやギンザケもロシアに禁止され日本に入ってこない・・・。
来年からの私たち庶民の朝食はどうなってしまうのか・・・。
あれも駄目、これも駄目。
もう、時代は、大規模な海上養殖と多様な陸上養殖の時代に入ったのかもしれない。
輸入が駄目であれば、それしか、道は残されていなだろう。
マグロ養殖で実績高い近大さん!
北海道の広大な敷地を利用してサケマスの陸上養殖でも行いませんか??

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