北海道ノスタルジーオヤツ「あめせん編」

食べ歩きヘッダ

全国各地にセンチメンタルでノスタルジーな昭和なオヤツが存在しています。今となっては老若男女に幅広く愛されているわけでもなく、それでも決して淘汰されるわけでもなく…。ひっそりと今も根付いているお菓子達…。北海道にもそんなオヤツがいくつかあります。

全国各地にセンチメンタルでノスタルジーな昭和なオヤツが存在しています。今となっては老若男女に幅広く愛されているわけでもなく、それでも...

あめせん

あめせん

「おいしいあめせん」122円「四角い仲よしあめせん」90円(イオン札幌桑園店にて)

「ビタミンカステーラ」ほどの普及率ではありませんが、ちょっと大きめのスーパーではたいてい売っているお菓子です。南部煎餅に麦芽糖水飴がサンドしているだけのシンプルなお菓子です。南部煎餅ですからね、「あめせん」は青森や岩手など北東北のノスタルジーオヤツでもあります。方言や「なまり」もそうですけど、北海道には東北、北陸の文化が時折顔を出します。今となっては調味料として使われることの方が多い水飴ですが、その昔は「水飴」自体が貴重で、それだけでも立派な「おやつ」でした。ただ、ねち〜っとした粘りは子どもには食べにくいから、と南部煎餅に挟んで駄菓子屋さんに置かれはじめたようです。
北海道だってそれなりに夏は暑いのでサンドした水飴がダラーンなってしまいます。どうやら涼しい季節にのみ販売されているみたいです。

強烈なコントラスト食感

「あめせん」はザクっとした南部煎餅に、ねっちりとした重厚な粘りの麦芽糖水飴が挟んであります。それだけです。単純で素朴すぎるお菓子ですが、南部煎餅と水飴の「ザク!」&「ネチ!」の食感そして「無糖」&「激甘」の強烈な食味のコントラストがたまらないお菓子です。

かじる

「苫小牧協和製菓」の「あめせん」

オーソドックなタイプです。胡麻とピーナッツ味があります。原材料も「麦芽水飴、小麦粉、落花生(ごま)、砂糖、塩、膨張剤」と、いたってシンプル。パキ!っと折って食べたくなりますが、水飴部分に粘りがあるので失敗しますのでご注意を。崩壊します。

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タケダ

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割って失敗

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割って食べる…なんてお上品なことはしてはいけません。かじっていただくのが正しい食べ方です。飴の入り方にムラがあるので、バリバリする部分とバリネチーな部分のメリハリが凄いです。

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相当こぼれます。
ただ、豪快に食べていると、こぼれるのなんの…。こどものおやつとして誕生した「あめせん」でしたが、小さな子を持つ現代っ子の母としてはこのコボレっぷりはいただけません…。[/wc_column][wc_column size=”one-half” position=”last”]

こぼす

皿をかかえて食べさせました

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「タケダ製菓」の「四角い仲よしあめせん」

きっと「美味しいけどボロボロこぼれるのよねー」というお上品な悩みから誕生したのか?こちらは小さく割って食べることができるタイプです。原材料にショートニングが入っているからでしょうか、若干サクサクとした食感になっています。水飴がまんべんなくサンドされているのでこぼれにくいです。袋の裏面に書いてある「現代っ子にも気軽に口に出来るように調整しております」というコピーがグッときます。

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タケダ製菓の四角い仲よしあめせん

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割るタイプ2

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個人的には、丸いオーソドックスな「あめせん」を、食べこぼしを少しばかり気にしながら…ムラのある飴の入りっぷりにドキドキしながら…バリネチバリネチ食べるのも醍醐味かな、なんて思っています。ちなみに、電子レンジで少々加熱して、飴をやわらかくして食べるというツウな方もいらっしゃるそうです。

一度食べると忘れられなくなる妙なお菓子な「あめせん」

道産子ではない私がこれに初めて出あった時には、そのあまりの単純で素朴すぎる「あめせん」に「飽食の現代にコレが何故商品としてここに存在できているのか!?」と半ば呆れた驚きを感じたものです。しかも正直「めちゃめちゃ美味しい!」というインパクトがある味でもありません。でも見かけるとふと食べたくなってしまうんですよね。ホンッと素朴すぎるお菓子ですが、この食味の強烈なコントラストとアンバランスさゆえに一度食べると忘れられなくなる妙なお菓子なのです。このシンプルすぎるお菓子が淘汰されずに未だ根強くの残っている訳は、ノスタルジーという訳だけではない、この不思議食感な「あめせん」の魅力があるからなんでしょうね。

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