JR北海道が、東追分駅と十三里駅を廃止予定。寂れる北海道。

川端駅

こちらは東追分駅のお隣の川端駅

JR北海道が、東追分駅と十三里駅を2016年(平成28年)3月にて廃止。

人伝に聞いた話ですが、JR北海道が管理運営すう石勝線の2つの無人駅である東追分駅と十三里駅を2016年(平成28年)3月をもって廃止する予定なんだそうです。

理由は、利用客の減少。

たしかに、石勝線をとことこ走る電車は、毎日、せっせと、「空気」だけを運んでいます。

でも、普通に考えると、生活の中心であるべき「駅」の廃止だなんて、なんとも悲しげな出来事です。

本当に、今のリアルな北海道をそのまんま表しているようなお話です。

急激に進む北海道の過疎化

今、北海道では、市町村の人口減少が止まらず急速に過疎化が進むといった惨状に打つ手がなく、急速な衰退が大きな社会問題になっています。

急速な過疎化・衰退の原因は、よくある日本の地方がかかえる問題と一緒ですが、「第一次産業(農業・漁業)の衰退」「若者の流出」「住民の高齢化」。残念ながら、どの自治体も決定打を打つことができず、ジリ貧の状態が続いています。

唯一、人口が増加しているのが札幌市だけ。

札幌市の一極集中が、北海道の過疎化を加速されています。

不況にあえぐ北海道

さすがのアベノミクスも北海道にとってはどこ吹く風。
不況の真っ只中の北海道経済に好転の兆しはまったく見られません。

でも、それでいいんです。

北海道はド田舎でなければ北海道じゃない。

原始な姿を残す大自然がたっぷりと残され、牛がぶらぶらしているような牧歌的な風景があるから北海道なのであって、誰もブロードウェイのような活気があり、東京のように発展した北海道なんて望んでいません。

北海道最大の中心都市「札幌」だって、多少の寂れ感がなければ、観光客は喜びません。日本中の皆さんや世界の人々は、北海道の未開拓っぷりを望んでいるのです。

北海道に住む人々の多くもそれを良く分かっていて、「不況」というフレーズを毎日口に出しつつも、東京に住む人のように頑張ることもなく、毎日、適当に、のんびりと過ごしています。

これが北海道の生き方

北海道では、決して頑張ってはいけないのです。

北海道では、時代の流れに逆らわず、毎日のんびりと自然のままに生きていく。
これが北海道の生き方なのです。

なので、多少、不景気でも、貧乏でも、駅が廃止され人がいなくなり多少寂れていっても全然OK!

人生、頑張るだけが人の「幸せ」じゃありません。

という気持ちが寂れる北海道を支えていたりします。^^

追記:

JR北海道の駅無人化、基準あいまい 「調査不十分」の声も

記事元: http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150922-00010004-doshin-bus_all

北海道新聞の記事、ということでYahooニュースにもJR北海道の駅の廃止が取り上げられていました。

社会的なダメージが大きいと考える地元住民から、JR北海道に対し強い不満がでるのは止むを得ない話ですね。

しかし、一方で社会基盤という側面もある鉄道サービス。成長を続ける社会だったら良いのですが、衰退し元ある自然な姿に戻ろうとする社会の中では、利益を追求するビジネスと社会サービスの両立をいち法人に背負わせるのは、なかなか酷な話ではないかと思ってしまいます。各自治体が運営を引き受けてくれれば良い話なのですが・・・。

北海道の苦悩はまだまだ続くようです。