続 移住前知 ~ 「市街化区域」と「市街化調整区域」

続 北海道への移住を決断する前に知っておくべきこと ~「市街化区域」と「市街化調整区域」

前回、北海道への移住を決断する前に知っておくべきこと ~都市計画法 で、日本の国土は、6つの区域に設定されていて、土地の利用方法について細かく決められていて制限される内容が異なるということ、説明しました。

では、今回は、6つの区域はどのようなルールが定められているのかについてご説明していきます。

都市計画区域

都市計画区域
都市計画区域とは、札幌市の場合は、
「都市計画法の規定が適用される区域のことで、自然環境や社会環境などから、一体の都市として総合的に開発したり保全したりする必要のある区域が指定されます。」

簡単に言うと、家を建てたり工場や店舗を建てたりして良い土地とそうでない土地を決めていまする区域にしていますので、そのルールに従って都市開発をしていってくださいね。

ということを言っているのが、都市計画区域となります。

都市計画区域は、3つの区域からできています。
それが、以下になります。

○市街化区域
○市街化調整区域
○非線引き都市計画区域

※非線引き都市計画区域は、あまり触れる機会が殆ど無いと思いますので、今回は説明を割愛します。

では、「市街化区域」とはどんな区域なのでしょう。
市街化区域は、呼んで字の如く、家・店舗・工場など一般の人がある制限に従えば、ある程度自由に建物を建てることができる区域です。

いわゆる住宅地や商業地というものになります。

市街化調整区域

市街化調整区域
じつは、この市街化調整区域というものがこれが曲者なのです。
市街化調整区域となっているので、調整さえすれば住宅を建てることができるのではないか?と勘違いしやすいのですが、残念ながら一般の人は家を建てることはできません。

市街化調整区域というものは、農業者の利用を前提としていますので、農業者ではない人が市街化調整区域の中の土地を購入しても、家を建てることはできません

市街化調整区域は、市街化区域に比べて格段に土地の値段が安く、緑の多いのんびりとした土地柄であることが多いのですが、残念ながら農業者ではない一般人は、せいぜい畑にするか、資材置き場にするかしか利用することができない非常に制限された土地ということになっています。

(参考URL:札幌市 市街化調整区域について PDF

農業者であれば家を建てることができますし、図書館や公民館など公共の建物を建築することはできます。

しかし、(札幌市の場合ですが)農業者以外の一般人は、プレハブハウスやユニットハウスはもちろん、コンテナをおく事も、簡易物置をおく事も許されません。

市街化調整区域に指定されている土地を購入する場合は、用途をしっかりと考えた上で購入を決めなければなりません。

札幌市では、市街化調整区域には、簡易物置すらも置くことができませんので、ほぼほぼ使い物にならない土地だということを知らなければ、後々、痛い目にあうこと間違いなしです。